第三週(実質、第二週)一日目

洗濯やらごみ捨てを終わらせつつ、昨日の勉強の続き。途中で二度寝しつつ学食に向かう。相変わらず美味。

 

今日は図書室の利用を色々試す。セミナーで使うラテン語テクストを印刷しつつ、同じ複合機でスキャンが無料でできることを確認。この複合機はキャンパス内に複数あるので、借りられる本だったら割と好きな時にスキャンできる。複合機の利用には学生証が必要。

 

次に研究室にちょっと寄りつつ、中央図書館(BCU)に行って、閉架資料の引き出しをお願いしていた資料の受け取りへ。受け付けの人に聞いたところ、受け付けの横に閉架資料受け取り専用の棚があって、学生証に記載の番号下3桁と名前がセットで既に資料が用意されている方式。これなら確かに閉架でも受け取りがストレスレス。引き出してもらったのは雑誌の古いバックナンバーだったが、借りることもできた。貸し出しは自動貸し出し機で簡単。

 

ついでに、西洋古典に特化した図書室に行ってみる。ちょっと場所が離れているが、建物がアンティークな感じだった。


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どうやら偉い人の住居だったものをそのまま使っているみたい。「時間は、人間のあらゆる制度の試金石である」なんておつな言葉を残している。政治家の言葉としても重みがあるが、これが西洋古典の図書室入口に掲げられているのはいかにもという感じ。


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研究室に戻ったあとは、Vと鍵について少し話す。Vもそれはおかしいと憤慨してくれた。しかしどこかに電話をかけたうえで、やはりVの権限でもどうしようもない模様。何らかの雇用契約を大学と結んだ人じゃないと大学から鍵をもらうことはできないという決まりみたい。こういう法則主義はスイスではよくあるとベルギー出身のVは嘆いていた。一応改めてボスのTさんと相談すると言ってはくれたが難しそう。

 

帰りは久しぶりにCoop Cityで買い物。トルテッローニを買ってみる。イメージとしては、パスタの生地で包まれた餃子と言えばわかりやすいか。こういうイタリア系の食材がかなり充実していることもあって、普段の食事には今のところ飽きがくる気配なし。このトルテッローニを水餃子みたいにしつつズッキーニと一緒に軽く煮てパプリカパウダーを混ぜ合わせる。主食はリゾット。ワンプレートにしようとした結果、アジアンな見た目になった。だしはブイヨン。


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帰宅してからは、ふとベルンの観光情報などを見たりする。週末の二泊三日とかいいかもしれないと思いつつ、直前まで悩みそう。クマ公園のクマはもう冬眠しているかもしれないが。あとは一人で気軽に行けそうなレストランがあればベスト。