第三週四日目

ちょっと早めに起床。ごみ捨て、洗濯などをこなしつつ、パン屋へ。今度は田舎風のパンにしてみたら選択肢は大きさだけだったので冷静に対応。これでプチサイズです。

f:id:RISHIDA:20181116125755j:image

金額も2.40CHFであることが聞き取れたので硬貨できっちり払う。スイスでは現金払いが割とメジャー。旅行者にありがちな小銭がたまる問題が生じつつあるのでうまく減らしていきたい。

 

今日はフリブール大はDies academicusらしく、ミゼリコルドキャンパスは記念行事などをやる関係で学食は休みの模様。この風習はドイツやスイスに見られるものらしく、大学制度が誕生したことを祝いつつ、学生以外の一般人にも広く大学の門を開くべく行事をやるという感じらしい。フランスにはない風習とか。

 

ということで今日は自宅勤務。オリヴィ関係の論文を読み始めるが、例によって昼飯前にうたた寝。起きて再開。オリヴィは霊的質料論者なのだが、それが単に天使論の問題ではなくて人間論の問題でもあるという主張。人間の魂にも霊的質料は認められるので。これはボナも同様。栄養摂取、感覚、知性認識のそれぞれに対応する複数の形相を受容する共通のものとして霊的質料を置くことで、人間の魂の統一性が説明できるとか。霊的質料についてはイタリア語のまとまった研究書というか博論? もあることを知る。

Angeli e sostanze separate: l'idea di materia spiritualis tra il secolo XII et il secolo XIII
Alberto Ara
Facoltà teologica dell'Italia Centrale, 2005

Michael Sullivanの霊的質料に関する有名な博論でも言及がなかったので今まで見落としていた。BCUに早速引出請求する。

 

さて近頃夕飯はだいぶヘルシーだと家族からも言われており、アメリカにいる先生からも肉料理の天啓(?)を受けたので、Dennerに駆け込むと640gで6.95CHFのスイスポークがセールでお買い得。ハーブなども買い足す。ポークはちょうどいい感じのサイズにカットされていたので、塩コショウで下味をつけて少し時間を置き、オーヴンで焼くだけ。とても美味。引き続き開拓しよう。


f:id:RISHIDA:20181116135019j:image