今日も快晴

トイレのため3時台に目覚めてしまう。しばらくもぞもぞしながら『ヌメロ・ゼロ』(中山エツコ訳、河出文庫)を読了。ムッソリーニはよくもわるくもミラノとは縁深いことを再確認。ロレート広場には行けなかったが、今はどういう感じなんだろうか。Sulle spalle dei gigantiが日本語訳されている『ウンベルト・エーコの世界文明講義』は帰国したらチェックしよう(フランス語訳もあるみたいだが)。Naniが抜けていることには何か意味があるのだろうか。エーコ(ないしエコ?)に関していつも思うのは、トマス・アクィナスの美学思想に関する学位論文の日本語訳がやはり欲しい。

 

朝の買い出し、郵便局での引き取りをこなし、昨日の残りを朝ごはんにし、シャワーを浴びて、10時からChと久しぶりのタンデム。日本土産のキットカット抹茶味をプレゼント。これが好きなんだとか。話題としては日本の大学の話など。相変わらずたどたどしい会話に付き合ってもらう。日本語パートはなし。11時過ぎに終了してミゼリコルドキャンパスに向かう。途中、Manorで昨日買って気に入ったイタリアのお菓子を再び買う。

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ほの甘い焼き菓子で、サクサクしている。研究室で小腹がすいた時のために。いつもそのためにバナナを一本持ち歩くようにしているがちょっと足りない時もあるので。

 

研究室に行くとTさんとVが話していた。その後Vと学食へ。会話はほとんどフランス語。もう少し上達できたらなぁと思いつつ。

 

食後は英単語の勉強をしつつ、うたた寝もはさみながら、スイスでの研究成果となる(はずの)論文下書きを進める。当面は日本語で。まずは今日手に入れた以下のボナヴェントゥラの研究書を眺める。
Vincenzo Cherubino Bigi
Studi sul pensiero di san Bonaventura, Assisi: Edizioni Porziuncola, 1988.
ボナヴェントゥラの個体化論に関するちょっと古めで比較的有名な論文も再録されている。

 

19時まで粘って帰宅。夕飯は炒め物。

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鶏肉、ズッキーニ、タマネギ、ニンニク、ジャガイモ。味付けは塩、コショウ、ブイヨンの粉末。小麦粉も少し混ぜてみる。ちょっと味が濃くなってしまったが、ジャガイモはもう少し小さめに切らないと加熱度合いが他の具材と比べて不十分になりがち。今日もノンアルコールで、やはり22時前後に寝落ち。