パリ三日目(ヴェルサイユ)
6時台に起きて朝ごはんを7時台に済ませておく。今日はヴェルサイユに行く日。現地での英語ガイド、昼飯、ホテルまで送迎つきの豪華プラン。250ユーロくらいだったかな。8時過ぎに拾ってもらう。しばらくしてアルゼンチンから来た若い人二人を拾って現地へ。コンコルド広場から凱旋門への道を行ってくれてパリ観光も兼ねることができる。車中では最初ガイド氏がスペイン語で巧みにアルゼンチンの人たちと会話し出してちょっと驚くが、彼女たちはあくまで移動だけ一緒みたい。片方の人はオタクという言葉を知っていた。
9時過ぎにはヴェルサイユ宮殿に到着し、開場まで自由行動で庭をウロウロ。
このエリアは、当時から今も一般の人が普通に入ることができる。とにかく広い。流石絶対王政。
9時半より開場で、ヴェルサイユ宮殿の中へ。ここから英語ガイド開始。私以外には、アメリカ人夫婦一組と、インドネシアの若い人二人という構成だった。
また、↓の写真は見づらいが、鏡の間には甲冑の絵もあることをガイド氏が日本人の私に教えてくれたりする。この絵をめぐっては色々な解釈が可能みたい。
ヴェルサイユ講和条約の話とかも突然しだしたりして、歴史が好きな人。逆にこういう人でもないと、日本の歴史はそれほどヨーロッパ人には知られていない気がする。
ブルボンの人々の後はナポレオン。どこかで見たことのあるものオンパレード。
昼飯は庭園の先にあるちょっとした運河のようなエリアの中にあるイタリア料理屋。La petite Veniseという店で、ブルボンの人々がヴェネツィアに見立てて作った小さな船着き場に由来するとか。おいしくいただく。
午後はトリアノンへ。ここから客は私だけになってしまい、午後ということでガイド氏は鼻唄を軽快に鳴らすなどリラックスモードになるが、ガイドはしっかりしてくれる。スマホの話になって、私もこちらで使っているHuaweiはよいという話になる。
ここは各代のエラい人たちがリラックスするために使っていた宮殿のようで、調度品が色々あって面白い。
黄色い間はルイ・フィリップの趣味らしく、ガイド氏はあんまりセンスがよくないと言っていた。
この後にはプチ・トリアノンにも行く。マリーファンにはたまらないエリアだろう。
庭園からは自由行動。
マリー専用の小さな農村跡にも行く。このエリアはホテルのフロント氏も薦めていた。
季節が残念だったが、色々な種類の野鳥もいて、また普通に現在も動物たちを飼育していた。これはマリーも驚きだろう。
ということでヴェルサイユを堪能しホテルまで送ってもらう。長距離移動がほぼミニバン移動で楽チンだったはずだが、それでも結構疲れた。
帰り道にはエッフェル塔の近くを通ってくれたのでついでに撮っておく。
凱旋門とこれは、単純にただの通り道にあっただけだが、これで今回の観光では行ったことにして省いてしまった。ホテルには予定通り16時くらいに帰宅。夜には人と会う予定があったのでちょっと寝ておく。起きたあとしばらくして実はトラブル発生。コンセントが足りなくて洗面台で沸かしていたお湯を運悪く片方の臀部にじかにぶっかけるというアクシデントが。すぐに冷やして様子見。これは少なくとも一週間くらいはあとをひきそう。結構痛々しい感じ。今回の旅は自爆系のアクシデントがちょっと多い。
しかし歩行には問題ないので、応急処置をして外出。20時頃に待ち合わせで、パリに長期滞在しているTs氏といい感じのお店に行きワインとおつまみで話し込む。12時過ぎまで店にいたような。店を出てから散歩がてら少しだけソルボンヌ周りのミニツアーをしてもらう。
偉大な人々の足跡をたくさん身近に感じることができるのはこの街の醍醐味だろう。ありがとうございました。