自炊再開

時差ボケで昨日に引き続きしばらくは深夜活動。本格的に夕飯を食べるのも気が引けるので、ジャガイモを薄切りにしてオリーヴオイルで軽く揚げたものや残っているパンをムシャムシャ食べる。少し読書しつつ、英文要旨を書いたりする。

 

しばらくして朝になる前に寝ることができ、四五時間ほど寝て9時半くらいに起床。シャワーと軽めの朝食を済ませ、また少しだけ読書して、日本から持ってきた白水社の『ニューエクスプレス スペイン語』を開いたりする。本当は例文などをゆっくり写経しながらやっていきたいが、時間に余裕がなさそうなので文字通り特急でパパっと見ていくことになりそう。これまでスペイン語は初等の文法書を最後まで進めたことがないので、とりあえず最後まで見届けることを目標にする。

 

昼は学食。今日はビーフシチューのようなもの。野菜は茹でトマト丸々一個分だったがビーフと混ぜて完食。Vと世間話をしながら食べる。

 

食後は一人でコーヒー休憩しつつスキャン。四月から非常勤でプラトンの演習をやることになっていてその準備の一環。

 

研究室に戻って英文要旨を書きあげて校正に回す。その後は眠気覚ましに再びスキャンしたり西洋古典の図書室に行ったりした後、スコトゥスに触れる。帰る前に誰かが研究室に入ってくる気配がしたと思ったら、ゴミ回収のお兄さんだった。どうやらマスターキーを持っているらしく、廊下とかにあるゴミ箱だけではなくて、各研究室の中に入ってゴミ回収をしてくれるみたい。きめ細かい。

 

19時前には帰宅を開始してキャンパスを出た直後くらいに物乞いの人に話しかけられる。スイスでははじめての経験。5フランほど下さいとフランス語で割と丁寧な口調で言われた気がするが残念ながら力にはなれず。特にアジア人だから話しかけられたわけではないようだが大学の近くなのでちょっとびっくり。ちなみにミラノではトラムを待っている時に一度遭遇し、トラム待ちの人すべてに話しかける勢いでちょっと驚いた覚えがある。

 

19時過ぎに帰宅し、今日は夕飯をちゃんと作ることに。お手頃なオーヴン焼きだが、野菜を大きめに切ることで焦げを最小限にすることができ、いい感じの出だし。


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昨日は飲酒しなかったので今日はちょっとだけワインをいただく。ヴァレー州産のピノ・ノワールならどれもはずれがなくて一番気に入っている。