Se perfectionner en...

例によって早く目覚める。だらだらしつつ、今日はまず洗濯に挑戦。ここのアパートは地下一階に、いくつかの部屋ごとに割り振りが決められた洗濯用の部屋がいくつかあって、部屋には洗濯機と乾燥機のセットが四つくらい。機械を使うためのカードが住民には割り振られていて、カードはチャージ方式。チャージ方法は、洗濯部屋を出て横にある小さな箱にカードと20CHFを一緒にして投げ入れるスタイル。後日郵便受けにカードが入れられるらしい。洗濯機や乾燥機は適当にやったら何とか使えた。部屋にあるIHなどと同じメーカー（ZUG）のもので、型番でぐぐればだいたい取説を見ることができる。正確を期したい場合は要参照。

そして今日（月曜日）は普通の生活ゴミを捨てる日の模様。フリブール市内では、通りによって月木か火金の二パターンで、アパートすぐ近くの通りは前者のパターン。6時45分までに道端に置くシステム。ただし大通りだと9時まで置けるよう。分別はそれほど厳しくなさそうな印象だがさて。まだごみ捨てはしなかったが、今日は指定のゴミ袋の入手に成功。ALDIというディスカウントスーパーにて。他のスーパーでも注意深く探していたが、おそらくレジの人に言って出してもらうのが一般的なのだろう。行ったALDIではレジのすぐ横に置かれていてわかりやすかった。値段は、10枚セットで、17リットル用が10.50CHF，35リットル用が19CHF．

午前の買い物から帰ってきたら、部屋からいい空模様が。

午後は大学へ。国際関係のアジア担当の人に会えるかと思いきや、昼休みと重なり今日は会えず。メールでのやり取りはあってまた明日会うことにする。その間にキャンパスでまったり。

お世話になっている文学部（フランス語的には文学・人文科学部）のあるミゼリコルドキャンパスは、こじんまりとしたキャンパスだが、それでも適度な人口密度で、普通の市民や子どもたちもキャンパスを通路代わりに横切っていく。昼食時は学生たちがあちこち座り込んで思い思いの時間を過ごしていたので、私も適当な所に座ってバナナやパンを頬張る。

今日は事務手続きの進展がなさそうなので研究室へ。助手のValentinがソファでまったりしていた。今週末の合宿について、電車の切符は自分で買ってほしいと丁寧に言われる。また、他の費用も自己負担する可能性が。奨学金はうまくいけば今週には振り込まれる予定なのでまぁよしとするか。他にValentinとはRyutaの発音が難しい話をする。欧米語におけるRの発音は日本語話者にとっても課題だが、逆に言えばそれは、日本語におけるら行の発音は彼ら彼女らにとっても難しいことを意味する。Valentinも非フランス語話者からすると発音は難易度高し？　

研究室では数時間勉強してみる。スイスでの研究課題では、スコトゥスや特にオリヴィの研究をすることになっているので、オリヴィのラテン語テクストを眺めることから始める。個体化について、この主題には「無限な森」（silva infinita）が広がっているという有名な言い回しが出てくる箇所。少し思い立ってラテン語原文をフランス語にちょっと訳す作業をしてみたが、やはりかなり時間がかかる。継続するべきかどうかは検討課題。長めの異論一つに四苦八苦していたらVの帰宅時間が来て解散。別れ際に火曜日のセミナーに誘われる。明日はS-N先生にも会うので緊張感が高まる。

最後に、今日は私個人の三十周年記念日だったので赤のスイスワインを買う（ただしDenner）。ピノ・ノワールのおいしいやつでした。白の方が有名らしいが。21.90CHF．トカゲがトレードマーク。

夕飯は焼くだけでいいピザを。400gで2.95CHF．Dennerはやはり安い。ピザを焼くためにオーヴンも初使用。換気扇付きの本格的なやつ。明日の朝はヘルシーにしよう。