「ラメーン」を試す

朝は8時くらいに起床。加湿器を使って寝たので結露がすごいことに。最近は街中でも最高気温2,3度とかでしっかり寒くなっている。

 

起きてからしばらくインターネット関係で色々と電話やメールをするが、暗雲が立ち込めてきた。アパート全体の回線から自分の部屋に回線を引く作業が必要でこれを業者に依頼しなければならないのだが、なぜか業者と話しが通じなくて依頼ができないでいる。アパートの管理会社も自分たちの仕事ではないスタンス。結局、この部屋で自前でインターネットを使ったことのある人はいないということがすべての原因みたい。午前中はほぼこれでつぶれてしまいちょっと意気消沈。朝食はシチューを平らげ、気を取り直して外出前にちょっとだけBettoni本。

 

大学に行く前にフリブール駅に寄ってフリブール→ミラノのチケットと、ミラノ→ローザンヌのチケットを買う。後者はその後にモントルーのクリスマス・マーケットに行くため。車窓が楽しめるといいですね。行きはいいとしても、無事にスイスまで戻ってこられるかがちょっと心配。

 

学食は9フランメニューで、牛肉のパピエットとポレンタが主力。前者は太い肉巻きで、後者はトウモロコシを細かくしたもののお粥。料理の名前も言葉面だけで一度に覚えるのは困難だが、こういう実地学習ができるのはありがたい。

 

昼食後は、図書館で作業したり合間にスキャンしたり電話したりして過ごす。アステア主演の映画も追加で二本くらい借りる。作業としてはトマスの翻訳に久しぶりに手をつける。オリヴィの時に感じる壁はないが、かといって簡単なわけでもない。

 

いつもなら夕飯時に真っ直ぐ帰るところだが、今日は夕飯を外で食べてもう少し粘ることにする。とうとうラーメン屋に突撃。KUMOというお店。ちょっと早めに行ったからよかったが、店を出る19時過ぎにはとても賑わっていた。予約して友達や恋人などと来る感じの利用がメイン。ラーメン屋に予約で来て必ず連れ合いがいてしかもレストラン的にゆっくり過ごすという三つの要素が個人的にツボだった。それもそのはず、ラーメン一杯20フランくらいなので、日本で言うならオシャレカフェでの軽めの食事に相当する。サイドメニューもいくつか。
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私は豚骨を選択。メンのゆで方が少し粉っぽかったが、スープは豚骨でもあっさりで逆に私はこの方が好みかも。チャーシューがかなり美味。野菜が生なのはちょっとヴェトナム風かもしれない。紅ショウガが入っているのは研究の成果か。おいしくいただきました。ちなみに左上に写っているお通し(?)の豆菓子がわさび味でなかなかよかった。私はコーラで我慢。隣のカップルは最初に餃子とアサヒビールを頼んでいて好感がもてた。流石に誰もズルズル食べないので、私もおそらく初めてラーメンをズルズルしないで食べた。ちなみにこちらでは「ラメーン」と発音する模様。スタッフも愛想よかったのでまた来てもいいかもしれない。担々麺が少し気になっている。

 

夕飯を済ませた後は大学に戻り、まだ空いている図書室でトマスの翻訳を引き続き。金曜日なので外が多少賑やかだが、反面図書室はほとんど誰もいなくて快適。22時前には帰宅を開始するが、雪らしきものがちらほら降っていたような。

 

帰宅後は少しだけトマスの翻訳。こういうのは勢いが大事なので。途中、突然日本から知らない番号で電話がかかってきてびっくりする。いったい何だったのだろう。