気温があがる

朝はのんびり過ごす。校正を一つ終わらせた。外は晴れていて過ごしやすいようだ。外出した時、街中にあった気温の表示が10度になっていてびっくり。それでも、積もった雪が完全に解けることはなさそう。

 

今日は昼飯まで家で済ませて研究室に。オリヴィの翻訳。既存の翻訳がないところで辛いが、少しでも進める精神。『任意討論集』前半部の著述年代に関して、最初に参照していた論文の註では、2002年に出た校訂版の編者Defraiaによる序論と、Pironの2006年の論文を見よ、となっていた。それでまずPの論文を見たところ、Dも私(つまりP)のpreviousな見解に同意している、みたいなことが書いてあって、Dまで遡ったらD自身がPの1999年の博論(三部構成?)を参照している、というオチだった。Pのオリヴィ研究における存在感が窺える。

 

そんなことをしていたらあっという間に19時になって、近くの教会からキンコンキンコン鐘の音が。ちなみにフリブール大では、平日なら学期外であっても、授業の開始と終わりを告げるブザーが定期的に鳴っている。システムの問題でもあるが、これは個人的には結構意外なことだったりする。学期外も鳴っているということは、もしかして授業時間のアナウンス以外の目的があるのかもしれない、と色々推測してみた。

 

帰る前にCoopで食料品などを買い、思い切って夕飯を作る。いつものオーヴン焼で、野菜多め。予想通り半分以上余ったので明日のために。これなら明日は料理しなくてすむ。