久しぶりの醤油味
朝8時半くらいに起床。ここのところ天気はぐずり気味だが、今日も雨の模様。朝食は昨日の夕飯で残った野菜たち。昨日は引きこもっていたので、今日は早めに外出することにする。
まずは駅前ショッピングセンターのFNACでプラトン『国家』のフランス語訳が売ってないか物色したらGF版で発見。ちょうど求めていたもの。もう一冊プラトンのアンソロジーもあったので合わせてお買い上げ。ユーロでも支払い可能なので試してみたら、おつりはスイスフランでもらってしまった。ユーロの小銭が欲しかったのだけどね。
次に大学に行き、奨学金受け取りのサインへ。着いた時はまだ受付開始するかしないかギリギリだったようで、同じような人とまだ空いてないですね、みたいな会話を英語でする。するとすぐにオフィスが開いたので、彼女に先に順番を譲って無事にサインする。サインはあと二回すれば終わりなので少し寂しい。
昼食まで西洋古典の図書室がある建物に行き、スキャンなどをする。この建物はグラウンドに図書室があって、上の方にはゼミ用の教室やら読書室やらオフィスやらがあり、コピーやらスキャンをする機械が1台しかない模様。1時間ほど占領しているとちょっと申し訳ない感じ。そして図書室の本は、借りない場合でも持ち出した本をカウンターに戻す方式だった。順番の秩序を保持するためだろう。
そういえば哲学科の図書室でもそうだが、所によっては予め手続きなどをすれば(かつおそらく正規の学生などであれば)読書室にある机を自分の場所として使うことができるみたい。一見さん向けではないが、よく使う人にとっては良いシステムだと思う。蛍光ペンなどがよく置き去りにされているが、特に盗られる気配もないので民度(?)も高いのだろう。コートかけも学内のあちらこちらにある。
昼は学食。9フランメニューで今日はかなりアタリ。
月曜日はアタリの確率がやはり高いのか。昼食後は妻にラインして映像で息子の最新状態を少しだけ確認する。出先でもイヤホンを持ってくるようにしよう。
午後は哲学科の図書室で作業。セミナーの予習も終える。途中、珍しく誰もいない瞬間があったのでパシャリ。
広くはないがちょうどよいスペース。使う学生の数も限られているのだろう。
帰宅途中にManorでお買い物。パン、醤油、バターを買う。おまけに家に近いDennerにも寄って牛乳、バナナを買う。
夕飯は昨日と同じオーヴン焼き。豚肉がたくさんあるのでドンドン消費する。味付けはおわかりの通り醤油バターで。10月31日以来の醤油味である。見栄えは昨日とあまり変わらないので写真はなし。先にパンを少し食べてメインをいただくスタイルだとあまり満腹にならずかつ後でおなかもすかないいい感じに。そしてパンがとても美味だった。
Pain au froment avec quinoa et graines de courgeとのこと。ようはカタメのパンで、周りにキヌアがまぶしてあり、中にはガボチャの種らしきものが入っているパン。田舎パンの一種だろうが、今まで食べたパンの中で今のところダントツ一位かもしれない。
何と今日もノンアルコールだったので、夜勉に励む。クエンティン・スキナーの本を少し読んでみたり、プラトン関係を少し進めたり。後者はやはり文献の数が半端ない。例えば『国家』の英訳はたくさんあるが、授業で使うにはどれがよいのだろうか。そして今日はまだオリヴィに触れることができていない。