ミラノ初日

朝5時半くらいに起床し、朝食や身支度を簡単に済ませてフリブール駅に向かう。どうやら夜の間に雪が降ったらしく、積もっていた。

車内でこちらで使っているスマホを安易に再起動させたら、いつもと違うコードを入力しなければいけないとかで起動できなくなる。痛恨の一撃。Wifiスポットでしか使えないiPhoneだけが頼りになる。


まず早めにベルン駅に到着するが、ミラノ行きの電車は予定より30分くらい遅れ。雪の影響だろう。駅構内でWifiを探そうとするが見つからず断念。


ベルン駅でミラノ中央駅行きの電車に乗る。雪景色が続く。1時間半ほどでイタリアに入国し、Domodossola駅に着く。
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ここから念のため、潔くデータローミングをオンにする。四日くらいの辛抱。Vodafone様に久しぶりにお世話になる。まだ雪景色が続いているが、空は晴れていてよい感じ。


とうとうミラノ中央駅に到着。しばらく写真はないが、とにかく大きくて立派! そして人がたくさん。しかしスイスよりも警戒度を上げないといけないので気を抜かないようにする。ミラノは公共交通機関がすべて共通の切符で乗れるという素晴らしさなので、二日乗車券二枚を駅にあるタバッキで購入。自動販売機は警戒して使わず。


中央駅のすぐ横にあるトラム乗り場で9号線に乗る。予習通り、車内にある打刻機に切符を無事に通す。スイスとは違い、一日乗車券とかであっても自分で打刻が必要。ミラノ初トラムで珍しく検札に遭遇したが事なきをえる。


モンタネッリ公園の近くで降り、少し歩いてミラノ市立近代美術館に向かう。軽い気持ちで入ったのだが、5ユーロでかなり充実した内容で、ちょっと疲弊してしまう。


昼食を食うべきところだが、チェックイン可能時間30分前とかになっていて、もうホテルに向かうことにする。モンタネッリ公園からモスコヴァ通りをまっすぐ行き、今度はセンピオーネ公園の周りを少し回って、ホテルのあるルイジ・カノニカ通りに難なくたどり着く。ちょっとだけ時間が早かったので、近くのベーカリーと書いてある店に行き、何か食べればいいのによくわからないテンションでカフェを一杯だけ立ち飲みする。1ユーロは安くて味もよし。


時間になったのでホテルへ。無事にチェックインを終える。スタッフは親切な感じでよかった。いきなり地図を広げて一通りミラノ観光のレクチャーが始まる。最初は英語で話しかけて辛うじて英語対応してもらったが、気づいたら説明がイタリア語が強い英語になっていた。幸いミラノ情報はある程度予習していたので、何とか受け止める。

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少し部屋でまったり。スイスから持ってきたクッキーなどで空腹をごまかす。しばらくして、スフォルツェスコ城にバスで向かう。
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ここには博物館などもたくさんあるのだが、今日はもう頭に入ってこないので城をウロウロ。これだけなら無料だからいいね。その後もセンピオーネ公園の周りをぐるっと回る。

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平和の門もなかなか立派。


流石に何かつまみたくなったので、城に近いガリバルディ広場に戻り、ダンテ通りに繰り出す。通りには外でも暖房付きのテラスで食べられるようにしている店がちらほらあり、一人なら入りやすそうだったので適当なところをチョイス。場所的にちょっと割高だが、スイスのことを思えば。
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まずはビール一杯と、前菜の生ハムあんどメロン。パンが三つ無料で付いてきて、結構満足してしまう。パンはオリーブオイルをつけながら。飲み物は赤ワインをグラス一杯だけ頼んだら、新品を目の前で開けてくれて、英語で店員とちょっとだけ会話。観光客慣れしている感じ。


あんまり飲みすぎはよくないので、そこらへんで切り上げて、ドゥオーモの方に向かう。人がすごい。何かデジャヴを感じたと思ったら、私の中ではホーチミン市にあった大きな広場に似ていると感じた。大きな建造物があり、銅像があって、周りもキラキラした建物に囲まれ、音楽が流れ、人々がたくさんいて、その中にはアヤシイ人も混ざっている感じ。建造物は流石にドゥオーモの方が立派で、キラキラ度はホーチミンの方がけばかったかな。ヨーロッパはこういうところでも静かかも。写真は次来る時は撮りたいかな。


一通り堪能したので、ホテルの方に戻りつつ、ちょっとだけ足を延ばして同じ通りにあるスーパーでワインとつまみを買い足す。置いてあるワインの値段が軒並み一桁ユーロとかで何てこったい。


今日は実は旭川から同じ日にミラノに着いたRと落ち合う予定だったが、彼にちょっとトラブルが発生したので明日にする。私の中でメトロへの不信感が増す。一度も乗らないかも。