雨風が強い

朝は6時台には起床し、シャワー、朝食。息子生中継をはさんで、9時からタンデム。休日の仕組みや学校の仕組みなどを話す。私はallerの活用であるvontが言えなくなる大チョンボをしてしまう。活用はいまだに安定しない。一時間くらいして今日は解散。

 

頭がかろうじてフランス語モードなので、そのままバスを使って移民局に突撃し、フリブール州およびスイスを出ていく日を正式に告げに行く。書類を一枚書かされ、証明書が必要な場合は30フラン払い、今週中には郵送されてくるとのこと。証明書は健康保険やインターネットの解約に不可欠。今回の滞在では後者は関係なかったが、前者に必要。ちなみに滞在許可証も本来はもう回収されてしまうようだが、旅行の予定があると言ってもう少し待ってもらう。なのでもう一回行かなければ。対応してくれたのはいつものお兄さんで、この移民局のアジア、アフリカ、アメリカ大陸担当窓口は割と好感を持っている。

 

バスで駅前まで行こうと移民局から近くのバス停に向かう途中で突然の強風と土砂降り。びしょ濡れでバスに乗る。折り畳み傘がさせないほど。駅前まで戻り、コープで少し買い物をして、再びバスに乗って大学へ。雨はずっと強い。今日はバスの一日乗車券を買ってよかった。

 

11時台には研究室に。Vは既に出勤していたがテンションが低い。どうやら体調がよくないようで、あとでサッサと帰ってしまった。私はスキャンをしてから学食。献立は以下。

Potage
Epaule de porc au romarin (CH) 
Spätzli 
Choux-de-Bruxelles 

豚肉は少しおまけしてもらった。Spätzliはパスタの一種だが、いつも焦げ目がつくくらいに炒められて出される。大満足。

 

食後は研究室で粘る。小一時間のうたた寝もはさみつつ。オリヴィ研究の大家の一人Bettoniの研究書の一部を丹念に読む。オリヴィの翻訳されていないテクストをパラフレーズしてくれている箇所で重宝する。

 

今日はコープでいいものを見つけたので、おやつにする。

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キットカットのルビーチョコ味。ルビーチョコ初体験。日本でも売られているようだ。この一パックで2.5フランした。4本入り。キットカットってこんなに高かったっけ。肝心の味はまだそんなに掴めていないが、たしかに言われてみると酸味が少し独特かも。他の商品でルビーカカオ豆が使われているものを探したい。業務用なんかも存在するらしいが。

 

合間にまたスキャンや図書室めぐりをして22時ギリギリまで粘る。バスを使って直帰して、焼くだけピザ一人前を夕飯にする。週の前半は忙しいのでこれが無難。食後は久々に古典ギリシア語にきちんと向き合う時間をとる。手元に辞書がなくても色々調べられる世の中になって本当によかった。インターネットがない時代だったら、私は留学なんてとてもできなかったと思う。