父になる

いつもより早めに起床し、しばらくすると日本で無事に子どもが生まれた知らせを受け取る。昨日からの緊張が緩和していく。泣き声なども聞いたりして、今まで感じたことのない不思議な感情を抱く。主に多幸感です。

 

朝食、洗濯を済ませつつ、まずはそのままタンデムに突入。Chにも子どものことを報告し、未定だがクリスマスマーケットを案内してもらうかもしれない。映画の話などもした。

 

昼の学食は7.50フランメニュー。色々な種類の肉が1切れずつある串焼きがメインで、お米だった。

 

学内をウロウロしていると、ばったりTさんに会ったので、やはり今日あったことを報告する。その後研究室でVにもそのことが伝わり、普段こちらでお世話になっている人には一気に伝えることができた。おめでとうと祝福される。

 

Tさんの講義は最後のアヴィセンヌで、霊魂論の続き。空中人間の話も出てきた。よくデカルトのコギトが引き合いに出されるやつだが、それに加えてTさんはカントの超越論的統覚との類似性を強調していた。最後に、研究者の間でも意見が分かれる« philosophie orientale »というアヴィセンヌの試みについても先行研究の整理などが簡潔になされた。次回は今学期最終回で、トゥファイルやバーッジャについて講義するみたい。

 

授業終了後、図書室で少しだけ作業した後に、日本にいる妻と長電話。声が聞けてよかった。19時くらいに電話を終えて、大学から駅ナカCoopに寄って帰宅。途中で通行人にお店の場所を聞かれたりしたが、知らなかったので力になれず。やはりナチュラルに聞かれるんですね。

 

夕飯はCoopで買ったサラダを中心に、家にあるパンやパストラミで簡単に済ませる。やはりふわふわしているので、夕食後はダラダラ過ごす。