晴れと雨

通常の起床で、シャワー、朝食、洗濯。アパート下見希望の件で電話がかかってきたが珍しく最初から英語だったので(相手は気を使って英語だった模様)英語で話しかけてみるものの、私の方が時々フランス語が混じってしまう始末。フランス語を話していて複雑な事柄の時は英語に切り替えることがあるし、かといえば英語の場面でも簡単な言葉はフランス語が先に出てしまう。ある種の過渡期なんだと思われる。この時期を乗り越えるとより上のステップに行ける気もするが、帰国まであと2週間強だ。

 

昼は学食。レシュティはスイスでないとなかなか食べられない気がするのでありがたい。

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研究室で少し粘った後、Tさんの授業へ。今回もアヴェロエスで、哲学と宗教の関係というテーマ。ラテン中世には伝わらなかったあたりの話なので、私にとっては新鮮味もある。次回はまたトマスを少し参照してアヴェロエスについてのまとめに入るのだと思われる。楽しみだ。

 

授業後はFに図書館の案内を軽くする。彼はヴェネツィアのカ・フォスカリから来ているのだが、中世哲学関係は図書館がいまいちで、パドヴァ大まで借りに行ったりしているらしい。パドヴァ大は充実しているようだ。

 

今日は夕飯を学食でFと一緒に。牛肉をいただく。今週はVとあまり話せておらず、研究室でちょっとだけ会話した。Tさんも含めて学期中はやはり忙しそう。

 

雨が降っていたので帰りはバスを使う。大学から今のアパートまでは一回乗り換えないといけないのがちょっとだけ面倒。帰宅してからはアンゲロプロスの映画を見たりしてギリシアに行く気持ちを整える。